商材の改善

UGCツールは、ECサイトに口コミを掲載するツール、という印象が強いかと思います。もちろんそれは正しいのですが、UGCツールが集める口コミには、ビジネスをさらに飛躍させる隠れた力があります。

口コミは情報の宝庫です。集客ツールとしてだけでなく、企業価値をさらに高めるための礎として、ぜひ活用していただきたいと思います。このページでは、UGCツールで集めた口コミを分析し、商材改善に活かしている事例をピックアップして紹介します。

自社の方向性が正しいと確信し、モチベーションと作業精度が向上

天然素材を使った雑貨の卸売をメインに行っているA社。サイズ感など、商品の具体的な情報を伝えるために試行錯誤する中で、UGCツールに辿り着いたそうです。

BtoB向けのECサイトは、BtoC向けのECサイトに比べてレビューを獲得しづらい傾向にあります。ただ、それでも口コミを書いてくれる業者がおり、その声を商材やサービスの改善に活用されています。

A社では梱包から配送まで自社で完結させているのですが、特にその作業品質が高評価されており、社員さんはモチベーションをさらに高く持って仕事に取り組めているといいます。

好悪双方の口コミを素直に受け止め、商品・サービスを進化

天然繊維にこだわった肌着や靴下を販売するB社。商品力には自信があったものの、それをうまく伝えるためのUGCツールに課題を抱えていました。

しかし、自社の要件にマッチしたUGCツールに出会ったことで状況が一変。1ヶ月で700件以上もの口コミを獲得し、自分たちが把握しきれていなかったファンの多さに驚いたと言います。

レビューの中には、「購入を悩んでいるならぜひ試してほしい」と強く推す声もあり、社内のモチベーションも向上。大量の口コミの中にはもちろん手厳しいものも含まれていますが、それを正面から受け止めて課題や欠点を解消しているそうです。

口コミをもとに健康食品の形状、大きさ等を再考

中高年向けの健康食品をECサイトで販売しているC社。薬機法の関係上、LPやコーポレートサイトで直接的に効果・効能に触れることができないため、利用者の口コミを掲載して間接的に商品の魅力を伝える方法を選びました。

もちろん、口コミであれば何を書いてもいいわけではありません。デリケートな表現は非表示にできるUGCツールを導入し、コンプライアンスに則ってレビューを掲載。すると、口コミをきっかけとする電話問い合わせが目に見えて増えたそうです。

また、健康食品としての食べやすさや味に関する口コミも多く、社内でしっかり吟味し、商品開発に活かされていると言います。

商品のみならず、ECサイトのUIの改善にも口コミを活用

スキンケアブランドをECサイトで販売するD社は、商材の使用感を具体的に伝えられないことに課題意識を感じていました。Web以外に実店舗を運営しているものの、すべてのお客様に足を運んでもらうのは不可能です。

そこで検討したのが、ECサイトへのレビュー掲載です。利用中のカートシステムと自動連携するUGCツールを導入し、購入者すべてにレビュー依頼を送付。レビュー数が激増し、口コミを踏まえた内容の濃い問い合わせも増えたと言います。

また、なかにはECサイトのレイアウトに関する鋭い指摘もあり、ユーザーの声を反映したUIの改修にも着手。商材のブラッシュアップも含め、UGCツールで自社のビジネスに磨きを掛けています。