耳が痛い!500人に聞いたECサイトに求められている口コミ
ECサイトに口コミを掲載する際、ネガティブなものは避け、できるだけポジティブなものを紹介したくなるのは当然のことです。しかし、良かれと思ったその選択が、場合によってはマイナスに作用するかもしれません。
ECサイトに求められている口コミの実態について、505名の方を対象にアンケートによる意識調査を行ってみました。
アンケートの対象者

ECサイトの口コミを読む目的を教えてください。
77.4%の方が客観的な意見を求めている。
「買いたいから背中を押して欲しい」というポジティブな動機よりも、
「損をしたくない」という少しネガティブな動機が強いことが窺えます。
また、「口コミを読まない」層がごく少数であることが再確認できました。

ECサイトが口コミを掲載することをどう思いますか。
98.4%%の方が「ECサイトには口コミがあった方がいい」と考えている。
ユーザーの3人に2人が、ECサイトにおける口コミを明確に「ありがたい」と感じられているようです。
ちなみに「どちらかというとない方がいい」と回答した方は0.6%、「なくていい」と回答した方は1%でした。
ECサイトの口コミに不信感を持ったことがありますか。
42.4%の方がECサイトの口コミに不信感を持ったことがある。
ほぼ半々という結果です。不信感を覚えた点としては、「褒めているだけ」「好評ばかり」「悪評ばかり(競合による投稿)」「日本語が変」「説明的」「類似表現の多用」などが挙がりました。やはりサクラやステマを疑う声が多いです。
「嬉しい、助かる」と思う口コミを教えてください。
「商品の魅力」と「商品・対応面の苦情」が22.4%で同じ。
「その他」を選んだ方からは、良い口コミと悪い口コミの両方が欲しい、という意見が多く上がりました。全体としては「長く丁寧な口コミ」が多数派ですが、極端に多くはなく、長短よりも客観性を重視すべきことが窺える結果となりました。
完全版のPDFは以下のフォームから
ダウンロードいただけます。
特に条件を設けず、505名の方に回答いただきました。
性別は女性と男性がほぼ半々、年代は40代が約4割で、30代が3割弱、次いで50代、20代が約1割ずつというユーザー層です